モンベル ｜ ジオラインとメリノウールはどっちが買い？違いは？

どうも、ヒロコバです。

今日はモンベルの人気インナーを比較して解説する記事です。結局どっちが買いなの？違いは何なの？といった疑問にお役立て下さい。

ジオラインとメリノウールはどっちが買いか？

いきなり結論！？笑
独断と偏見で結論を述べますと私的には「メリノウールが買い」と思っています。機能性においてメリノウールが圧倒的に勝ると感じるからです。もちろん用途の違いや感じ方には個人差がありますからあくまで私の個人的見解です。もう少し補足していきますね。

ジオラインとメリノウールの違いは何？

いずれも保温性と速乾性を持った機能性インナーであり、もはや説明不要の人気アイテムです。登山用アンダーウェアですが、その機能性から都会でも絶大な効果を発揮します。過酷な環境では汗冷えは大敵です。保温性を維持しつつも、速乾性で汗を処理してくれます。都会でも外は寒く建物内は暑いですよね。ですから、こうした機能性は都会でも効果大です。

では本題です。ジオラインとメリノウールは何が違うのか？素材の違いはもちろんありますが、発熱性があるか否かが最も大きな違いで、次に消臭効果の差が重要な違いだと私は感じています。

ジオラインは発熱性無し、メリノウールは有り

まずメリノウールは着用者の体温、汗により発熱性を持った生地です。一方でジオラインは発熱性を持ちません。ただ、これはジオラインが劣るのではなくあえて発熱性を持たないコンセプトでつくられたわけです。体温が高い方からすると発熱性は不要に発汗を促し、時にネックとなります。このあたりはご自身の好みかなと。私は寒がりなので発熱性がある方が好ましいです。ただ、気候によってはジオラインをチョイスしたりして使い分けています。

生地による消臭性の違い

次に消臭性のついてです。結論から話すとメリノウールの方が消臭性が高いと感じています。これは私の経験則ですから、ロジックでは説明が難しいです。ただ、その差は圧倒的です。汗を吸って乾くを繰り返した後の生地の匂いですが、メリノウールは臭くと感じた事がありません。不思議なほど匂いません。一方ポリエステル100％のジオラインは汗の匂い成分がそこに残っているかの様な匂いがする場合はあります。あと、長く使っているとほのかに化繊特有の繊維臭がしてきます。ダウンの保温性然り、やはり人工的な素材では天然の素材を超えられないんでしょうかね。

ジオラインとメリノウールのサイズ感

そこまで大きなサイズ差はありませんが、ジオラインよりメリノウールの方が少々タイトなつくりになっています。いずれも伸縮性に富んでいるので窮屈感は全くありませんが、ピッタリが苦手な方はワンサイズ上でも良いのかもしれませんね。ちなみに私は177cm63kgで上下共にMサイズを着用しています。ホットインナーですから、丈の不足は避けるべきですね。やはり丈足らずは寒いので。。。

ジオラインとメリノウールの比較表まとめ

分かりやすくざっくりで表現するとこんな感じです。ただ、いずれも薄手、中厚手、厚手とラインナップがあるのですが、同じ仕様で比較するとジオラインよりメリノウールの方が若干薄手です。

メリノウール

ジオライン

出典：https://webshop.montbell.jp

さらに、2020年後期から2021年にかけてメリノウールはウール100％からポリエステルを15％含む仕様に変更されました。ウールの弱点である強度を補うためのアップデートと言われています。店頭で実物に触れると気持ち厚みが増した感じがしました。私は首都圏でいずれも中厚手を愛用しております。

ジオラインが向いている方

暑がりの方におすすめです。自身の体温を保持して保温する仕組みなので丁度良い暖かさを得れると思います。あと敏感肌の人はウール特有の肌触りで痒くなってしまうかもしれません。ただ、モンベルのメリノウールは極細のものしか使用していないので思った以上にシルキーなタッチです。ただ、ジオラインのサラサラ感の方が万人受けするかと思います。

メリノウールが向いている方

寒がりな方におすすめです。あと汗かきで汗による体臭が気になる方もこちらがおすすめです。濡れても暖かい！が謳い文句のメリノウールです。ジオラインは汗を吸ってすぐ乾く。メリノウールは汗を吸って発熱する。それぞれ生地の特性に違いがあります。

ジオラインとメリノウール比較（まとめ）

ジオラインとメリノウールについて語りましたが、私はどちらのインナーも手放せないと思います。その日の気候で使い分けられるのが理想だからです。極寒の北極へ行かれる冒険家の方は厚手のジオラインの上から厚手のメリノウールを着用しその上にアウターを着用しているというインタビュー記事を目にいました。どちらも得意なゾーンが明確なのでうまく使い分けてみて下さい。一度手にすると高確率で無いと困るアイテムになると思います（笑）

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